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INTERVIEW 04

自分の技術を成長させるための
環境が整っている

D. N 2020年入職
理学部 物質科学科 卒業
分析部門 理化学分析センター 無機チーム

Chapter 01

化学の知識を深めるための環境が整っていると感じ、入職

前職は、防舷材という船が接岸する際に発生する衝撃を吸収するクッション材を作る会社に設計職として勤めていました。しかし、図面をひたすら描き続ける設計職は性に合わず、元々好きで学生時代にも勉強していた化学の知識を活かせる会社への転職を決意。様々な企業を見ていく中で、目に留まったのが日本海事検定協会でした。
当会の分析センターの見学でラボを訪れた際に、たくさんの分析機器が置かれている光景に魅力を感じました。そして、意欲があれば様々な機械を使用し挑戦できる環境にあることを知り、ここでなら化学の知識を深めることができるという、これまでにないワクワク感が決め手となり、入職を決意しました。

Chapter 02

ミスをなくすための努力は、絶対に怠らない

当会の分析職は無機チーム・有機チーム・食品チームと大きく3つに分かれています。私は無機チームの中でも固体燃料を中心に分析をするチームに所属。最近は、バイオマス燃料の発熱量や有害な元素が含まれていないかなどの品質の分析を行っています。分析項目によっては短いもので3~5日、長いもので1か月かかるものもあります。
業務を行っていく中で、私が心掛けているのは、必ず間違いがないようにすること。お客様の元へ出る私たちの商品は分析の証明書のみになるので、そこに分析ミスや表記ミスがあれば、虚偽になり大きな損害に繋がります。そのため、一つひとつの工程をチェックしたり、分析機器を毎日点検したり、ミスをなくすための努力を日々続けています。

Chapter 03

インプットだけでなく、アウトプットの機会もあるのが魅力

当会の魅力は、分析職でも直接お客様とお話しする機会があること。提出した証明書に対するお客様からの質問に回答したり、お客様の新商品開発において分析方法を一緒に協議したりすることもあります。ひたすら分析というインプットを続けるだけでなく、説明というアウトプットを行える機会があることで自身の成長に繋がると考えています。言葉を噛み砕きながら、専門外の方にも納得していただけるような説明ができたときは、成長とやりがいを感じます。
また、分析機器の多さや経験豊富な先輩方からの研修など、成長する環境が整っているのも当会の強み。研修では実際のサンプルを使い、実践に近い環境で行うので分析や化学に興味のある方にはすごく楽しいと思います。先輩方の力を借りながら、ゆくゆくは自分のできる分析の範囲を増やし、無機チームに来た依頼であれば何でもできるようになっていきたいです。