INTERVIEW 02
常に客観的で合理性のある検査で、
全員が納得できる仕事を
T. F 2021年入職
海洋学部 海洋環境学科 卒業
検査部門 横浜第一事業所 横浜検査チーム
Chapter 01
前職では、養殖マグロの買い付けを行う会社に勤めていましたが、規模縮小に伴い会社が畳まれることになり、転職活動を開始。様々な企業を見ていく中で、大学時代の友人から紹介されたのが日本海事検定協会でした。社内・社外での充実した研修制度や、現場で多岐にわたる業務に従事できること、そして何よりも、自分の好きな「海」に携わる仕事に惹かれ、当会に入職しました。
現在は、横浜第一事業所の検査チームに所属。実働部隊として貨物の損害有無及びその程度を判断する損害検査や船の沈み方で貨物の重量を量る喫水検査、船やコンテナに積んだ貨物が目的地まで問題なく輸送されているかの判断など、様々な検査を行っています。
Chapter 02
当会は、保険会社、倉庫運営会社、運送会社など、様々な業種の会社と取引があり、積み荷は機械、薬、食品など多岐にわたります。そのため私が常に心掛けているのは、依頼内容ごとに最適な検査方法で、客観的で合理性のある検査を行うこと。取引先は、我々の検査結果に基づいて過失がどこにあるかの判断を行うため、第三者の目線から輸送に関わる全ての人が納得できる調査レポートの作成を意識しています。また、喫水検査では船に積載できる取引数量を決める必要があるため、「数値」や「単位」の間違いがないよう特に気を配っています。
大変さもありますが、自分が担当した船が出港していくのを見ると、自分の仕事が通関手続きにおいて欠かせない役割を担っていることを実感し、大きなやりがいを感じます。
Chapter 03
当会で働く魅力は、非常に業務の幅が広く、たくさんの知識が自然と身に付いていくこと。様々な業務に携われたり、100年以上の歴史の中で蓄積されたノウハウに触れたりすることで自分の知識が増えていくのは非常に楽しいです。今後も、合理的で多角的に物事を考える力を鍛えるため、様々な知識を積極的に吸収していきたいと思っています。
今後の目標として、英文の作成や業務上の会話だけでなく、英語での交流を通じて広範な情報を得られるようになりたいです。そのためには、英語のシャドーイングなどを通じて英会話能力を向上させたいと考えています。将来的には、海外出張にも積極的に参加し、国際的な活動を展開できるスキルを身に付けたいです。